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いろいろあったパート2

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弟猫がいなくなる前日、8/26アメトークの<猫メロメロ芸人>が放送された

リアルタイムで観なかったので「明日観ようねー。」なんて話してた

翌日にいなくなるなんて夢にも思わずに・・・(T_T)
もちろん愛猫が行方不明のなか人様の猫を愛でることができるわけもなく「見つかったら観ようね。」という話になった

室内飼い猫は遠くに行かないという情報を読んで近辺を探した
そんな中近隣の方々が「何?探し物??」と何人も声をかけてくださった(´;ω;`)
この地域は野良猫に餌をあげる人も多いということを聞き、都会ほど危険は無さそうで一安心

そして弟猫は見つからずに意気消沈して家に帰る

主人が破れた網戸の窓を開けてまたキョロキョロ・・・しばらくして

「〇〇ちゃん、〇〇ちゃーん!」

私を振り返って一言

「〇〇ちゃんいた(^^)」

「え!!!!!?」

てっきり探すために呼んでるのかと思ったら、窓の下、隣家との細い隙間に弟猫の姿が!!!!!

「えーーーーー!!!!!!!」

教会の上に住んでる我が家は、3階フロアに位置するため地上にいる弟猫とはかなりの距離がある
じっとして動かないため怪我でもしてるんじゃないかとまた涙が・・・(´;;ω;;`)

主人が地上に降りるものの隣家との隙間が狭すぎて人は通れない
反対側は2mほどの壁があり出られそうにないため一方の側から呼びかけたり餌をちらつかせてみるも反応なし・・・・

そのまま長期戦だったらよかったのかもしれない・・・だけど短気な私はしびれを切らし、2mの壁の外から長い棒を伸ばし入れ、上から大きな音を出して驚かせて反対側の主人のところに向かわせる作戦に出てしまった・・・・

案の定弟猫はびっくりして主人がいる方向に向かった。しかし野生の本能か、ものすごい速さで逃げ去ってしまった・・・・・

せっかく家の近くにいたのに・・・恐らく3階から落ちて怯えていたところを私がさらに怖がらせて・・・・もうこの家には帰ってきてくれないかもしれないと後悔の念にさいなまれる

そんな時に与えられた御言葉が前のブログに書いた

<愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです>ヨハネの手紙4章8節

の箇所です。ここで一度気持ちが立ち直り、『大丈夫、いつか帰ってくるさ!』という思いになれた

それから数日経ったある夜、兄猫とじゃれ猫チューチューのおもちゃで遊んでいた
自分から遊ぼうと誘ってきたにも関わらず、すぐに別室に戻り外を覗いている兄猫

呼びかけても何しても振り返らないため、『まさかね』という気持ちでカーテンをめくってみた

信じられないけど窓越しの真向かい、隣家の屋根にいる弟猫と目が合う

お互いびっくりしてしばらく静止

そして夜中にもかかわらず大声で主人の名前を呼んでしまう

弟猫はまたびっくりして逃げ出した・・・・(´;ω;`)

でも迷子になってるわけではなく、この家に帰りたくないわけじゃないということが分かってうれしかった

主人と相談して捕獲機を購入することに

餌を食べようとすると手前にあるボタンが作動して扉が閉まるという物

気持ちはルンルンだったけど、ここで前回ブログにも書いた市役所の人から

「特徴が似た猫が事故にあっているようなので確認してもらえませんか?」

の電話が入る・・・・また落ち込むものの御言葉に救われる

そして数日後の深夜、妊娠中のため小腹が空くやらトイレやらで起きることがしばしば

この日はトイレを済ませて寝室に戻ろうとしたけど小さな声で「ミーミー」と聞こえる

また『まさかね』という気持ちで捕獲機の中を見てみる

弟猫・・・・・・(´;;ω;;`)

中にいるー!!!!!嬉しくてすぐに主人に報告!

そして裏口のドアを開ける主人、私は裏口の灯りをつける

バタバタバター!!!!!!!と音が聞こえる

主人「逃げた・・・」

「えーーーーーーー!!!!!!????」

主人「扉が閉まってなかった」

「えーーー!!!!!!!?????」

本当に捕獲機の業者に怒りの電話をかけるところだったわ・・・・

なんで閉まってないのよ!!!!!!!!!!!!!!!!

も~~~~~(´;ω;`)

でもこの日も収穫がある、捕獲機の中の餌は私が最初に見た時点で空っぽだったのに、弟猫は逃げずに「ミーミー」鳴いてた

『絶対に帰ってきたいんだ!!!!!!!』と確信

そしてその後2日間は雨が降り帰ってこない。

3日目、私が太り気味のため近くのプールに泳ぎに行った帰り道

家の裏に住んでいるKさんから電話が

「今、〇〇ちゃんうちの前にいます!」

「えーーー!!!!!!」

急いで帰宅し確認

2匹いて1匹は小さめのちがう猫だったけど、もう1匹はおそらく弟猫
近づくと2匹ともピューっと逃げてしまった

主人と「〇〇ちゃん、もうガールフレンドまでつくっちゃって」とたくましい弟猫に誇らしい気持ちさえする

Kさんからお話を聞くともう1匹の猫はこのあたりじゃ有名で10~15歳のメス猫らしい
普段は気性が荒くて喧嘩っ早いらしいのに弟猫に対してはなんだか優しく話しかけてるようだったと・・・

奥が恐らく弟猫で、手前がメス猫

模様が弟猫とよく似ていて、もしかしたら母猫かな?と主人と盛り上がった(弟猫は元々外でトリモチにひっかかっていたのを主人が救出した)

この日の夜は晴れ予報だったため、主人と「今日が勝負だね( ・‘д・´)(・‘д・´ )」と気合いを入れる

捕獲機も主人が扉が閉まりやすいように改良した

2人でその日の夜神様に「御心ならば今日、〇〇ちゃん(弟猫)が帰ってこれますように導いてください。」とお祈りした

眠れない・・・・・裏口の階段を上る音がしないかずっと聞き耳をたててしまう・・・・

そして23時、かすかな物音が聞こえ主人と階段を見に行く

主人「・・・いた」

でも物音で弟猫も気づいたようで見つけたのは階段下

気持ちが急いてしまった・・・今度は必ず捕獲機が作動してくれることを信じて寝よう!

と意気込むものの、寝れるわけなし・・・・意識しないようにしても耳はずっと階段の物音を聞いてる・・

そしてついに朝の4時(´;ω;`)待ちに待った「ガタンッ!!!!」という金属音

主人も寝れなかったようで2人で急いで確認へ

「〇〇ちゃーーーーーーーーーーーーーーん(´;;;ω;;;`)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

今度はしっかり捕獲機の扉も閉まってる!!!!!!!

2週間ぶりに近くでみる弟猫・・・・・

痩せてる・・・(´;ω;`)そして当然捕獲機が怖いのか暴れる(´;;ω;;`)

出してあげたいけど兄猫もいるため万が一病気などがうつらないためにも動物病院で診てもらってから扉を開けることに・・・

動物病院が開く9時までの5時間、悲痛な鳴き声と暴れる音を聞きながら何もすることができない

たまに餌をあげると食べたり食べなかったり・・・

でも唸ったり威嚇することは一度もなく、とにかく怯えている

9時ちょうどに動物病院に行き、くまなく診てもらうととりあえず異常は無さそうとのこと(´;ω;`)

3階建て(4~5m?)の窓から落ちてかすり傷ってすごいな(´;ω;`)

家に帰宅し、キャリーバックから出す瞬間・・・どうなることかと緊張したけど鳴きながら頭をスリスリくっつけてくる

そして主人の足元からずっと離れずに着いていく弟猫・・・・

とんでもない2週間だった・・・もちろん弟猫にとっても壮絶な2週間だったことでしょう・・・・

いったいどこでなにをしてたことやら・・・

前よりも甘えんぼうになっている弟猫を見ていると、本当に帰ってきたいと望んでくれていたんだな、と実感

こんなに心配になったのも寂しい思いをしたのも、あなたが大切だった証

正直こんな思いはもうこりごりだと思うけど、改めて神様への感謝と自分の信仰心の無さを見つめ直すきっかけになったことに必要な経験だったのかもしれないとも思う

でも本当にもうころごりだ

帰ってきてくれてありがとう

そして本当に神様に感謝

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