創価学会への入会方法は、大人になってから自分で選んで入会する方法と、私のように両親が学会員の場合生まれてすぐの頃に勝手に入会させられている場合がある。
なので私は創価学会員としての自覚は全くなく育ってきたけど、両親にとっては当然のこととして学会員と思われていた
(ちなみにキリスト教では物心つかない時期に両親が幼児洗礼を受けさせたとしても、大人になって自分からクリスチャンになりたいと思った時に『信仰告白』ということをして正式にクリスチャンになる)
小さい頃から実家は『座談会』の場所として提供され、週に1〜2度は近くの学会員が集まっていた
仏壇に向かい、正座で「南無妙法蓮華経」という題目を延々唱える
100万遍唱えることで、現世で宿命転換して幸せになったり、願いが叶うと教えられた
(ちなみに100万遍となると「南無妙法蓮華経」を毎日1時間唱え続けたとして約1年ほどかかる)
昔は当然のように信じていたけど、今考えると、世界平和をうたっている創価学会なのに、世界平和の願いが叶えられてないのはなぜ?と疑問に思う
人生で悩んだ時、一度は真剣に創価学会の宿命転換を信じて題目を唱えていたことがあったけど、虚しさしか与えられなかった
母が「1人でできないなら一緒にしよう」と言ってくれた時は嬉しかったけど、母も途中で諦めて余計虚しくなった
この宗教では救われないという思いが日に日に増していった
そもそも私の周りの学会員で、本当に幸せそうな人を私は見たことがない
昔、「どんなに貧乏でも、私たちにはこの南無妙法蓮華経という言葉があるから幸せなのよ」と言っていた母でさえ、今では「男の価値はお金よ」と言った時は耳を疑った
そんな母も昔は100万遍の題目をあげて何回か宿命転換をしたことがあるらしい
だけど私には日々の不満ばかりを口にする母しか見たことがない
一度宿命転換すれば全てうまくいくわけではなくて、悩みがあるごとに題目をあげてそのたびに宿命転換をしていかなければならないらしい
この人生の中で無数に生まれてくる悩みに対して、そのたびに題目を100万遍唱えるというのは過酷でしかない
むしろそんな人見たことない
だから私の周りの学会員は歳を老うにつれて信仰心がなくなっていく
今、私はクリスチャンとして日曜日にはかならず礼拝に出席している
私の信仰心が無くならないという保証は全くない
だけど、少なくとも毎週日曜日の礼拝で神様の愛の言葉を聞いて、また今週もがんばろうと思える
「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」
コリントの信徒への手紙一 13:13
このブログを読んでくれてるあなたも、礼拝に行ったら、愛してくださる神様にきっと出会うはずです
ぜひ一度、近くの教会に行ってみることをお勧めします
ちなみに教会に行ったら無理矢理入会させられるんじゃないかと不安になられる方もいるかと思います
私は日本基督教団以外の教会に行ったことがないのでどこの教会でも100%安全ということは分からないのですが、少なくとも『日本基督教団』がつく教会に行くなら大丈夫です
今の時代ボイスレコーダーなどもあるので本当に不安な方はそんな物を持って行ってもいいのではないでしょうか
とにかく迷っているなら人生に一度でも教会に行ってみてほしいと思うのです
神様の愛に気づくことができる方が1人でも多くいますように、お祈りします